ごあいさつ  ~安心して過ごせる子ども時代を~

   
enfance(アンファンス) 代表

北城 優子

◆取得資格◆ 
児童発達支援管理責任者、メンタル心理カウンセラー、保育士、心理アロマアドバイザー、社会福祉主事・児童福祉主事任用資格、TCマスターカラーセラピスト、中国漢方ライフアドバイザー

はじめまして。北城優子(きたしろ ゆうこ)です。
保育園や幼稚園、療育に関わる子どもたちの発達支援相談と保育者のサポートを行っています。

乳幼児期に育まれる「わかってもらえている」「認められている」という基本的な安心感と安全感は、
その人の土台となり、学齢期以降や大人になってからの自信や心の安定につながります。

ひとりひとりの子どもの特性とその子を取り巻く環境を丸ごととらえ、
子どもが安心して過ごせる毎日をつくっていきたい。 それが私の大きな願いです。

子どもの言葉にならない表現を汲み取り、ひとりひとりを深く理解し、
その子に合った関わり方を保育者や保護者の皆さんとご一緒に考えていきたいと思っています。

発達の「核」となる活動スタイル(心理的システム)をとらえた大人のはたらきかけ

子どもの姿を見たとき、目に見える「できるできない」につい目が向きがちかもしれません。
”運動機能” ”手指操作” ”言語・認識” ”コミュニケーション”… 
といった個別の機能を改善したり
言動のみに注目して、その変化を求める「方法・手立て」を
優先することが多いかもしれません。

ですが、この表面にあらわれる個々の言動は、
実はそれらをまとめあげている「内面の育ち(心理的システム)」によるものです。

ですので、子どもの一部である個々の機能にはたらきかけて
目に見える言動を何とか変えようとするより、
その子の活動スタイルを丸ごと視野に入れ
内面の「発達の根っこ」にはたらきかけることが、
その子がグンっ!と変化したり成長する後押しになります。

逆に言えば、何かができているように見えていても、
発達の節目の時期にそのときつける内面のちからが育ちそびれていると、
成長にひずみが出たり、年齢が大きくなった先々で(大人になってからも)
矛盾が大きくなって、
本人にとっても周囲にとっても困った言動になってあらわれたりします。

これは、先を急いで積み木をどんどん上へ積み上げていったら
高くなるほど不安定で倒れやすかったり、積みにくくなっていくのと似ています。
土台に幅がありしっかりしていれば、上にも積み上がりやすいし
その段階ごとにも幅をつくることができます。
先を急ぐより、その時々でちからの幅を広げてから次の段階へ進んだ方が
結局はその子の確かなちからとなっていきます。

人間関係でいちばん大切なコミュニケーションのちからは、
大人との信頼関係を土台に、実際に体や心をたくさん動かした体験を共感しながら
「気持ちとことばのやり取り」をくり返すなかで育まれていきます。

ひとりひとりの子どもを深く理解し、
ていねいな関わりを持つことは簡単なことではありません。
とてもエネルギーがいることですし、
保育者もまたいいコンディションでなければ、
日々の保育・療育・生活をつくっていくのは難しくなります。

子どもが成長してこそ、保育者も保護者も喜びを感じる機会が増えますし、
関わりもラクになっていきます。

保育者・保護者の方の保育・療育・子育てでの悩みや困りごと、
また、働き方や生き方の悩みを共有しながら、
日常的、継続的なケアとサポートを大切にし、
子どもたちの成長をともに考えていきたいと思っています。 

■これまでの略歴

社会福祉学科を卒業後、保育士として保育園、その他の施設で約10年間勤務。
その後、無認可保育所を開設し保育士兼施設責任者として5年間勤務。
さらにそこを基盤に多くの方々と一緒に社会福祉法人を創設し、認可保育園を開設するとともに園長になる。

体調を崩して園長を退職した後は、療養期間中に心身ともに休めながらアロマセラピーや中医学、
心について学び、仕事に復帰してからは児童発達支援、放デイで子どもたちと
毎日関わりながら児童発達支援管理責任者として勤務。現在はフリーランス。

■ひとりひとりにとっての子ども時代

子どもたちが安心してより豊かに成長できること、
子どもの「わかってほしい」気持ちをわかって代弁し、
貴重な子ども時代をどの子にも安心して子どもらしく過ごしてほしいというのがいちばんの願い。
(そういう子ども時代を過ごして大人になってほしい)

できるだけ早い時期から子どもひとりひとりの育ちと特性を理解して接したい、
そして、子どもと関わる保育者がいいコンディションでいられるようにとの思いから、
学校にスクールカウンセラーがいるように保育園にもカウンセラーがいたら・・・
と考えるようになる。

園長時代、ハードワークが過ぎて心身ともにバランスを崩してダウン。
休養していったんは復職するが、その後まもなく退職。

過度のストレスのうえに体もかなり危ない状態だったところから戻ってこられたのは、
カウンセリングをおもにしたこころの在り方の変化(と中医学)のおかげだったことから、

多様な人間関係のなかで毎日忙しく働いている多くの保育者が少しでもラクになるように
何か手伝うことがないかと、こころのことをより深く学ぶようになり、
自身の学びと経験(子ども時代を整理できたことをふくめ)をいかしてサポートの活動を始める。

保育者が日々の保育・療育や子どもとの関わりが楽しいと感じられるには、
子どものことをよく理解していることが大切で
そのためには「発達の道すじを知っていること」が欠かせないことから、
発達について伝えることに重点をおいてサポートしている。

また、人間関係が多くの保育者たちのストレスの要因になっていることから、
ストレスの本当の原因がわかり、自分の特性をいかしながらラクに楽しく働けるような、
こころのスキルのヒントを伝えている。

いつも自然と子ども目線になるのが特徴。
大人と話しているときも、その人のなかにある子どものこころを自然と感じ取る。

ひと(子どもも大人も)の特性を理解したり、非言語の表現を感じ取って言語化したり、
本質を見抜く敏感なセンサーを持っているのが強み。

子どものことは、頭から吹き出しが出ているように感じ取るのが得意技。
(たまに樹や草花、カラスとやり取りすることも)

身体とこころと自然とのつながりを身をもって実感したことから、
中医学や精油、色彩心理について学び、サポートやふだんの生活にいかしている。

子どもと接している大人のこころが落ち着いて穏やかで元気があれば、
それは自然と子どもに伝わっていく…

enfance(アンファンス)は「子ども時代」の意味

子ども時代が何の心配もなく安心して食べて寝て遊んで甘えて友だちとケンカして。。
そんなふうに過ごせることは、誰にとっても必要な経験。

子ども時代にやり残したことがあれば、大人になってからでもやり直していい、
ということを大切にしている。

これまで30年以上、保育・療育に携わりながら多くの子どもたちや保育者、保護者、
その他のさまざまな人たちに出会ってきたこと、

保育園や療育の事業所などひとと関わる仕事の職場をよく知っていること、
こころの痛みを知っていること、
豊富な経験と実績、学び、強みをすべてサポートにいかす。

  • 自分を受け止めてもらってこそひと(他者)や物・出来事を受け止められる
  • 自分が満たされてこそひとにも優しくできる
  • 穏やかで優しいこころでいられたら、共鳴するまわりの人たちにも広がって
  • それは争わなくてもいい平和な世界につながっていく・・・

というのが信念。

 ◆趣味◆  テニス、愛車でドライブ、ピアノ、リサーチ&分析、深掘り、植物を育てる