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[バーンアウト(燃え尽き)]①~あなたはどんなタイプ?
燃え尽きの危険
燃え尽き(バーンアウト)は支援職の職業病ともいわれています。
今回はその兆候をお伝えします。
次の3つが重なったとき、
燃え尽きの危険が高くなります。
●手を抜けない大変な状況が続く
●がんばっても報われないと感じる
●責任感や使命感が強い
こんな状況の中で、自分のケアをせずに走り続けると
いつか限界が来ます。
そのときの兆候は・・・
◆消耗しつくした感じ
少し休めば回復するような疲れとは違います
◆ストレス性の身体症状
首や背中の痛み、頭痛、胃腸の不調、眠れないなど
食欲がない、あるいは過食で体重の増減が大きい
◆感情の枯渇
表情が乏しくなる
こころの動きが少なくなって自分だけが周囲と切り離されたように感じる
◆自分を疑う
自分のやっていること、やってきたことへの自信を失う
自己嫌悪や自己否定感にさいなまれる
◆思いやりが持てない
自分がギリギリと状態のためひとへの共感を失いがち
◆ひとと関わりたくない
誰かに会ったり話をするのが面倒で苦痛に感じ、周囲との関わりを避けようとする
◆逃げの姿勢
仕事が苦痛になり、事態の変化、やっかいな状況に対して強いストレスを感じたり、新しい課題に強く抵抗したりする
◆こだわりが強くなる
自分がすっかり参っていることを認められず、ギリギリのがんばりを維持しようとして必死で自分を正当化しようとする
ちょっとのことでも自分が責められたと感じて逆に相手を攻撃したりする
◆感情のバランスを失う
いきなり怒り出したり急に黙り込んだり、少しの物音で飛び上がるほどビックリしたり感情が不安定になる
刺激にも敏感になる
【参考:「もえつき」の処方箋】
燃え尽きを防ぐために必要なこと
「兆候に早く気づくこと」
がとにかく大切です。
そして、
「自分に休みを与えること」
「自分から誰かに助けを求めること」
もセルフケアのひとつです。
あなたのコンディションはいかがですか?
「自分がやらないと」
「できるし」
と思うことが多いですか?
ひとに頼ったり、助けを求めたりしていますか?
☆” 燃え尽きはじゅうぶんすぎるほどがんばったっていうこころと体からのサインなんだ