潜在意識はどんなふうに影響するの?
あーしよう、こーしようと頭で考えて
いつも自分の言動を決めているつもりだけれど、
このときはたらいている顕在意識は10%にも満たない。
実は90%あまりの潜在意識が、
私たちの言動を導いている。
…ということをご存知でしたか?
「頭ではわかってるんだけど、な~んかいつもこうやっちゃうんだよな~」
「なんかわからないけど、気が付くといつもできてる!」
というパターンは、潜在意識の「おかげ」。
潜在意識は、
こどものときから繰り返し刷り込まれたことや
すごく印象に残った出来事・言葉など
によってつくられていき、
大人になってからも
その人の信念や行動パターンに影響を及ぼします。
子ども時代に伝えたいこと
潜在意識は、
こども時代には、とてもオープンです。
目から見たものや、聞こえるものが
感じるままにダイレクトに潜在意識に入っていきます。
就学前のこどもたちは特に。
ですから、子どもたちには、
心地よい言葉をかけてあげることがとても必要!
「あなたはいつも肝心なところで失敗するのよね~」
なんて何気なく言っていると、
そのままその言葉が潜在意識に入っていきますので、
本当に大事なところで不安になったり、
自信のない子になっていきます。
「あなたならできるよ」とか
「あなたは大丈夫」
といつも言ってあげていると、
子どもも
「自分はだいじょうぶなんだ」と信じられて、
いろんなことにトライできる人になるでしょう。
以前、つるの剛士さんがテレビでおっしゃていました。
「自分は何かあっても大丈夫だと思ってるんです。なんかそう思えるんですよね」
「なんでだか、根拠のない自信があるんですよね」
「子どもの頃からいつも言われてたんですよ」
「あんたはうちの子だから大丈夫!って」
「だから、今も何かあっても大丈夫って思えて、ホントに大丈夫になるんですよ!」
と。
こういう自信って最強ですよね。
「なんかしらないけど、大丈夫」と感じているのは潜在意識なので、
本当に大丈夫な現実になるんです。
「こうなってほしい」と思う言葉を
子どもにたくさんかけてみてはどうでしょうか?
きっとそんな現実がやってきますよ。
「自分を信じられる」
「自分は大事な存在なんだ」
「自分がありのままいることにじゅうぶんな価値がある」
と思えることが、
人として生きていくうえで揺るぎない土台になると私は思っています。
それは、こども時代に繰り返しくりかえし、
親や身近な大人に言ってもらってこそ、
そう思えるようになっていきます。
ステキな言葉とともに
「あなたはそのままでステキ」という気持ちを
こどもたちにたくさん伝えて刷り込んであげてほしいと思います。
・・・そして、もちろん大人にも
そしてまずは自分から。
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